お店での靴選び1

こんにちは
ヒトリシズカの水上です。

前回の予告通り、靴を購入する際にチェックしていただきたいポイントをお話します。

ずばり 今日はこのポイントについて です

・ヒールはまっすぐついているか
・地面への接地ポイントは丁度いいか

【ヒールはまっすぐついているか】
お店でこのデザイン気に入った!って靴があったら、
手にとって、平らなところにポンッと置いてみてください。

そのときにグラグラ〜っとしたらオススメしません。

そんな商品ないでしょ?って思いますよね。
でも、結構あるんですよ。
私の体感ですが、一万円以下の靴は安定してたらラッキー
デパートの靴は概ねOK
ハイブランドの靴は安心!…と思ってましたが意外とそうでもない?
という印象です。

というのも私の先生が運営する自作工房ヒロは
既製靴の調整も受けていて、”せっかく買ったのに履けない靴”も結構来ています。
最近ショックだったのがハイブランドの、それも靴のブランドのもののヒールの取り付けが悪かったことです。

で、どんな状態だったかといいますと
靴を横から見たときに、ヒールが内側(つま先側)へ ぐっと入り込んでいました。
そうすると地面とヒールの接地(リフトの部分)は後ろ側の一点だけで前側が浮いた状態になり、安定しません。

そのほかにも
・ヒールが外側(後ろ側)へ斜めについていて、ヒールの接地が前側の一点の場合


・靴を真後ろから見て、ヒールが斜めについている場合


残念ですが、購入を諦めてください。
はじめに紹介したハイブランドの靴の様な場合は、靴の手直しが可能ですが、
後者2つの場合は無理です。ヒールそのものを取り替えるか、一度外して靴とヒールの間を調整しないとならないので、私には受けることができません。

【地面との接地ポイント】
さて、そのハイブランドの靴ですが
ヒールの取り付けがまずかっただけでなく
前足部の地面に設置するポイントがとても前の方になっていて、
歩くたびに前に滑ってしまう状態でした。
(実際その靴は指の付け根が履口に圧迫されてとても歩けない!と持ってこられた靴でした。
前に滑ってしまっていたため、履口に強く圧迫されていました)

↓これは前のめり

ちなみにその靴は、先生の手によってヒールの高さが調整され事なきを得たのですが、
本来は親指の付け根の少し後ろ(中足骨骨頭あたり)で
着地するのが理想です。
関節のある部分ですね。

これらの状態は
ヒトリシズカの靴の手直しサービスで対応させていただいておりますが
手直しサービスにも限界がありますから、
できれば始めから不具合のないものを選んでください。

今日紹介したような状態の靴の場合、
お店でフィッティングして、その短い間はいいように思えても
一時間、二時間と履いていると、
不具合が出てくるはずですよ。

それに、作りのマズい靴が売れてしまったら
作りの悪い靴がこれからも作られちゃいますから。

最後は偉そうになっちゃいましたけど、
靴って何が良いのか悪いのか知られていないからなかなか良くなっていかないのかなーなんて思っています。